筋トレ知識

【驚愕の重量】ヘックスバーの本当の”重さ”とは?正しい使い方から驚きの効果まで完全解説

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はじめに

筋力トレーニングの世界では、さまざまな器具が開発されています。その中でも特に注目を集めているのが、ヘックスバーと呼ばれる六角形の形状をしたバーベルです。ヘックスバーは通常のバーベルとは異なる形状から、様々な利点を持っています。今回はヘックスバーの重さや使用方法、トレーニング効果などについて、詳しく解説していきます。

ヘックスバーの特徴

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ヘックスバーは六角形の形状が特徴的で、これによって従来のバーベルとは異なる効果が期待できます。この項では、ヘックスバーの基本的な特徴について説明します。

形状による利点

ヘックスバーの六角形の形状は、バーの位置が身体の中心に近づくことで腰への負担を軽減してくれます。この形状のおかげで、通常のバーベルよりも安全で効果的なトレーニングが可能になります。また、モーメントアームが短くなるため、より重いウェイトを扱えるようになるのも大きな利点です。

さらに、ヘックスバーを使うと膝を前方に出しやすくなり、立った姿勢を保ちやすくなります。これにより、背中が丸まりにくくなり、デッドリフトのフォームが改善されると考えられています。初心者やフォームが未熟な方、試合期の選手にとって、ヘックスバーはとても有効なトレーニング器具になるでしょう。

グリップ位置による重量変化

ヘックスバーを使用する際、グリップの位置によって重量に差が生じることが分かっています。実際、ハイハンドルとローハンドルでは、約30kgの重量差があったという報告もあります。これは、10.5cmの高さの差によって生じた結果だと考えられています。

つまり、ヘックスバーではグリップの位置を変えることで、トレーニング重量を調節できるのです。自分に合った最適なグリップ位置を見つけることが大切になってきます。個人差もありますので、試行錯誤しながら自分に合ったグリップ位置を探っていくことをおすすめします。

ヘックスバーの重量

ヘックスバー自体の重さは約22.5kgとされています。バーベル本体の重さとしてはかなり重量があり、これ自体が良いウォームアップになります。ただし、ウェイトを載せる際には十分注意が必要で、2人以上で行うことが安全面から推奨されています。

また、ヘックスバーには約240kgまでの耐荷重能力があり、プロフェッショナルユースにも適しています。高重量のトレーニングを行う際は、設置場所の耐荷重を事前に確認することが重要になってきます。

ヘックスバーを使ったトレーニング

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ヘックスバーは様々なトレーニングに活用できます。ここでは、代表的なヘックスバートレーニングについて解説します。

ヘックスバースクワット

ヘックスバースクワットは、ヘックスバーを使ったスクワット種目です。通常のバーベルスクワットに比べ、腰への負担が少なく、大腿四頭筋を中心に効果的に鍛えられると言われています。

ヘックスバースクワットの平均重量は、男性が約76kg、女性が約41kgだと推定されています。初心者の場合は、男性で57kg、女性で30.8kgを目安に、1セット10回程度のトレーニングから始めるのがよいでしょう。徐々に重量を増やしていくことで、下半身の強化が図れます。

ヘックスバーデッドリフト

ヘックスバーデッドリフトは、ヘックスバーを使ったデッドリフト種目です。通常のバーベルデッドリフトに比べ、腰への負担が軽減できるのが大きな利点です。

ヘックスバーデッドリフトでは、グリップの位置によって扱える重量に差が出ます。ローハンドルでは257kg、ハイハンドルでは287kgを持ち上げることができたという報告もあります。自分に合ったグリップ位置を見つけることが、安全で効果的なトレーニングには欠かせません。

ヘックスバーシュラッグ

ヘックスバーシュラッグは、ヘックスバーを使ったシュラッグの一種です。体の真横でウェイトを支えながら行うこの種目は、背中、脚、臀部の筋肉を効果的に鍛えられます。

ヘックスバーシュラッグの平均重量は、男性で約35kg、女性で約12kgとされています。この重量を目安に、自身の実力に合わせて徐々に重量を増やしていくことが大切です。正しいフォームを守りながら、継続的にトレーニングを行うことで、着実に力をつけていくことができるでしょう。

まとめ

ヘックスバーは従来のバーベルとは異なる六角形の形状が特徴的で、腰への負担を軽減しつつ効果的なトレーニングが可能になります。ヘックスバーを使ったスクワット、デッドリフト、シュラッグなどのトレーニングでは、各種目の平均重量を目安に、無理のない範囲で徐々にウェイトを増やしていくことがポイントです。

ヘックスバーの形状的な利点を最大限に活かし、正しいフォームを守りながら継続的にトレーニングを行えば、確実に筋力アップが期待できるはずです。安全に配慮しつつ、自分に合ったペースでヘックスバートレーニングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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